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論文一覧   全63件

No. 標題 全著者名 掲載誌名 出版年月 巻号頁 概要
1 ステンレス鋼と純銅の摩擦圧接継手の引張強さの統計処理
越智 秀(大阪工業大学)、山本義秋(摂南大学)、六反田和希(摂南大学 院)、森川勝吉(大阪産業大学短期大学部)
日本材料強度学会誌
2010/06
44
02
25-30
 低温用配管継手等に使用されているステンレス鋼と純銅の摩擦圧接継ぎ手を製作し、引張強度特性について統計処理による評価を行った.得られた主な結果は以下のとおりである。
 @界面近傍の軸心部付近にはSUS304がC1100中に巻き込まれた羽毛状の微細化組織が形成される。
 A得られた最大引張強さは、C1100母材に対して100%であった。
 B引張試験のみで摩擦圧接条件の適否を判定するには、ヒストグラムの形状だけではなく、基本統計量の値に破断様式を考慮する必要がある。
2 アルミニウム青銅と炭素鋼の摩擦圧接継手の疲れ強さ
越智 秀(大阪工業大学)、森川勝吉(大阪産業大学短期大学部)、山本義秋(摂南大学)、管 康雄(慶応義塾大学)
設計工学
2010/03
45
3
143-147
 純銅と鋼の継手は使用されているが、純銅は構造材には適さない。そこで、高強度の青銅との継手を摩擦圧接法を用いて製作し、その強度特性を調べた。とくに、機械部材の破壊は大部分が疲労破壊であるので、本研究では片持回転曲げ疲労試験により継手を評価した。その結果、最大引張強さが得られた圧接条件で製作した継手の疲労限度は、S25C母材の疲労限度より大きくなることが判明した。
3 Macrostructure and temperature distribution near the weld interface in friction welding of cast iron
越智 秀(大阪工業大学)、森川勝吉(大阪産業大学短大)、山本義秋(摂南大学)、管 康雄(慶応義塾大学)
Structure, Fracture and Complexity
2009/07
5
2-3
79-88
 ねずみ鋳鉄を用いて摩擦圧接を行い、圧接過程の圧力、回転、変形が継手強度におよぼす影響について調べた。さらに圧接過程の温度変化から界面の最高到達温度を推定した。また、中実材とパイプ形状の相違について検討し、鋳鉄の摩擦圧接においては、パイプ形状が有意であり、適切な圧接条件を適用することにより95%以上の継手効率がの実用性が得られ、実用性の高いことを示した。
4 摩擦圧接を用いた炭素鋼スタッド継手の強度
越智 秀(大阪工業大学)、森川勝吉(大阪産業大学短大)、山本義秋(摂南大学)、管 康雄(慶応義塾大学)
日本材料強度学会誌
2009/06
43
2
37-41
 丸棒と平板の接合は、アークスタッド溶接が広く実用化されている。摩擦圧接は、丸棒/丸棒のみならず丸棒/平板(摩擦スタッド)も可能である。そこで、炭素鋼を用いた摩擦スタッドとアークスタッド継手を製作し、静的な強度と回転曲げ疲労強さを調べた。その結果、最適な摩擦圧接条件で接合された継手は静的な強度、疲労強さともに、摩擦スタッド継手の方が優位である結果が得られた。
5 摩擦圧接継手の強度保証装置の開発
― 保証装置の試作と若干の実験 ―
橋本正治(摂南大学)、澤井 猛、安富雅典(大阪電気通信大学)、小川恒一(元 大阪府立大学)
日本材料強度学会誌
2008/12
42
04
87-97

6 銅合金と鋼の摩擦圧接継手の引張強さの統計処理
越智 秀(大阪工業大学)、森川勝吉(大阪産業大学短期大学部)、山本義秋(摂南大学)
日本材料強度学会誌
2008/12
42
4
77-85

7 Evaluation of Tensile Strength and Fatigue Strength of Commercial Pure Aluminum / Tough Pitch Copper Friction-Welded Joints by Deformation Heat Input
越智 秀(大阪工業大学)、山本義秋(摂南大学)、山崎貴司(摂南大学 院)、澤井 猛、小川恒一(元 大阪府立大学)
MATERIALS TRANSACTIONS
2008/12
49
12
2786-2791

8 鋳鉄の摩擦圧接における界面の組織および温度分布
越智 秀(大阪工業大学)、山本義秋(摂南大学)、森川勝吉(大阪産業大学短大)、菅 康雄(慶応義塾大学)
圧力技術
2008/09
46
5
304-310
 鋳鉄の溶接は主にガス溶接および被覆アーク溶接により行われている。摩擦圧接法による鋳鉄の接合に関する研究報告では、鋳鉄中の黒鉛の潤滑作用のため、接合に十分な発熱を得るには鋼材に比べて長時間の摩擦による加熱が必要である。また、報告の一部は管継手のものであり、中実材との比較は見当たらない。そこで本研究では、摩擦圧接法を用いて溶融溶接が困難な鋳鉄の中実材および中空材の接合を試み、作成した継手の引張強さ、接合界面近傍の組織、摩擦圧接中の温度分布について比較検討した。
9 Tensile Strength of Friction-Welded Joints of Copper Alloys to Steels
越智 秀(大阪工業大学)、山本義秋(摂南大学)、菅 泰雄(慶応義塾大学)
The Proceedings ofthe 18th International Offshore and Polar Engineering Conference
2008/07
272-276
 2種類の銅合金(C4641とC6191)と2種類の鋼(S25CとSUS304)の摩擦圧接を行い、圧接条件と継手効率の関係を求めた。例えば、C4641/S25Cでは継手効率が73%であり、界面には金属間化合物は生成されないが、C4641の微細化された層が形成されることが確認できた。
10 Prediction Method of Transient temprature Distribution in Friction Welding of Two Similar Materials of Steel
一色美博(摂南大学)、越智 秀(大阪工業大学)、小川恒一(元 大阪府立大学)
The Proceedings of the 18th International Offshore and Polar Engineering
2008/07
261-267
 摩擦圧接のアプセット過程の挙動を詳細に把握するには、その過程中の温度履歴を知ることが重要である。そこで摩擦入熱に関する簡易モデルを構築するとともに、有限要素法による非定常熱伝導解析を行う方法を提案し、これを2種類(S25CとSUS304)の鋼材の摩擦圧接に適用し、その妥当性を検証した。本法は、母材の熱物性データを基に圧接部の温度分布を推定できるものである。
11 6061アルミニウム合金の摩擦圧接における過渡温度特性の数値解析
一色美博(摂南大学)、越智 秀(大阪工業大学)、小川恒一(元 大阪府立大学)、松尾裕司(摂南大学 院)
軽金属溶接
2008/01
46
1
23-32
 計算機の発達とともに、圧接過程を数値解析する試みがなされ、摩擦圧接時の摩擦トルクを推定する方法が提案されている。本研究は、摩擦圧接時の入熱と圧接部近傍における過渡温度特性の推定を目的として、摩擦入熱モデルと有限要素法による非定常熱伝導解析を組み合わせる簡易的方法を提案したものであり、炭素鋼やステンレス鋼で検証してきた。
 そこで今回は、6061アルミニウム合金母材の熱物性値、摩擦圧力および回転速度をパラメータとして与え、界面近傍の温度分布を推定したものであり、実験結果と比較することにより、その妥当性を検証した。
12 工業用アルミニウム/タフピッチ銅摩擦圧接継手の引張強さおよび疲れ強さの変形入熱による評価
越智 秀(大阪工業大学)、山本義秋(摂南大学)、山崎貴司(摂南大学 (院))、澤井 猛、小川恒一(元 大阪府立大学)
軽金属
2007/08
57
8
357-361
 これまでアルミニウム合金やステンレス鋼の同種材摩擦圧接継手において、入熱を摩擦入熱と変形入熱に分類し、摩擦過程、アプセット過程および全過程に分類し、継手強度との関係ついて検討し、アプセット寄り代で継手評価が可能であることを明らかにした。そこで本研究では、これらの評価法が異種材継手にも適応できるか否かを検討した。継手の評価法としては、引張試験のみならず疲労試験の結果も加味した、その結果、アプセット過程の変形入熱およびアプセット寄り代を用いることにより引張強さおよび疲れ強さの評価、すなわち摩擦圧接条件の評価が可能であることを示した。
13 純銅と鋳鉄の摩擦圧接における界面の組織および温度分布
越智 秀(大阪工業大学)、山口 博(大阪府立大学)、山本義秋(摂南大学)、櫻井恵三
銅と銅合金
2007/08
46
1
259-264
 純銅の摩擦圧接の場合は、摩擦熱による銅の軟化を少なくするには特に摩擦時間を短くする必要がある。それに対し、鋳鉄の場合は含有する黒鉛の潤滑作用のため、十分な発熱を得るためには摩擦時間を長くする必要がある。さらに、熱伝導も大きく異なりこれらの異種材摩擦圧接には困難が伴う。
 本研究では、このように相反する摩擦圧接特性を有する純銅と鋳鉄との接合を試みた。そして、継手の引張強さ、接合界面近傍の組織分析、作成した摩擦圧接過程中の温度変化について検討した。
14 A2017合金摩擦圧接継手の引張強度
安富雅典(大阪電気通信大学)、山本義秋(摂南大学)、小川恒一(大阪府立大学)
日本材料強度学会誌
2006/09
40
3
61-66
 同種材の摩擦圧接においては、継手強度をアプセット変形入熱とアプセット寄り代で評価できるものが多い。これらの結果を実証するため接合判定器を試作し、その有用性について検討した。継手の良否を判別する閾値は、材種毎に事前に求めておく必要がある。そこで、本研究では、最初にA2017合金について実験により閾値を求め、この閾値を含む実験範囲の継手を製作し、引張試験による破壊試験により、本判定器を用いることにより継手を非破壊的に判別することが可能であることを検証した。
15 アルミニウム青銅と純銅の摩擦圧接継手の引張、曲げおよび衝撃強さ
越智 秀(大阪工業大学)、山口 博(大阪府立大学)、櫻井恵三
銅と銅合金
2006/08
45
1
227−231
 従来、銅および銅合金の接合には溶融溶接、ろう接や機械的接合が用いられてきた。しかし、溶融溶接では予熱の必要、溶込み不良、ブローホールの発生等の問題がある。そこで、本研究では、摩擦圧接法を用いて、アルミニウム青銅と純銅の接合を試みた。得られた継手は90%以上の継手効率を有しており、広範囲の圧接条件下で安定したものが得られる。一般に、摩擦圧接継手は衝撃曲げに対して脆弱であるが、本組合わせの継手では衝撃特性は良好であった。
16 タフピッチ銅/アルミニウム合金摩擦圧接継手の引張強度特性
森川勝吉、大植義夫、中山英明
圧力技術
2006/07
44
4
183-189
 タフピッチ銅と各種のアルミニウム合金を被圧接母材とする、異種摩擦圧接継手の静的強度に関する知見を得るために、引張試験による継手性能評価を行った。得られた主な結果は以下のとおりである。@C1100/A1050継手の引張強度は母材とほぼ同値である。Aその他の種類アルミニウム合金継手にあっては、不完全な接合である。BC1100/A6061継手界面には、Cu-Al系の金属間化合物およびCu断片の巻き込み層が生成される。
17 S25CおよびSUS304の同種材摩擦圧接における温度分布の数値解析
一色美博(摂南大学)、山口 博(大阪府立大学)、越智 秀(大阪工業大学)、小川恒一(大阪府立大学)
高温学会誌
2006/07
32
4
236-243
 摩擦圧接においては、アプセット過程における入熱が継手の静的強度に大きく関わっている。このようなアプセット過程の挙動を詳細に把握するには、摩擦圧接時の圧接部における温度履歴を知ることが重要と考えられる。そこで本研究では、アプセット過程ににおける圧接部過渡温度分布の推定を目的として、摩擦入熱に関する簡易モデルを構築するとともに有限要素法による非定常熱伝導解析を行う方法を提案し、これを炭素鋼とステンレス鋼の摩擦圧接に適用してその妥当性を検証した。さらに、母材の熱的性質の違いによる圧接部温度の差異および熱影響部についても検討した。
18 Evaluation of Tensile Strength of Friction-Welded Joints of Copperto Various Metals
越智 秀、澤井 猛、山本義秋、小川恒一、菅 康雄
The Proceedings of the 16th International Offshore and Polar Engineering Conference
2006/06
165-169
 純銅と純銅、さらにS35C、SNC631、SUS304、Ni、Mo、Tiとの摩擦圧接を行い、引張強さとアプセット過程の熱入熱および寄り代から、摩擦圧接性を調べた。その結果、Cu/Tiは熱入熱では継手の性能評価を行うことができないこと、Cu/Moは良好な継手を作製することができないことなどが判明した。
19 ネーバル黄銅と純銅の摩擦圧接継手の引張、曲げおよび衝撃強さ
越智 秀(大阪工業大学)、山口 博(大阪府立大学)、辻野良二(大阪工業大学短大)、山本義秋(摂南大学)
圧力技術
2006/05
44
3
124-129
 銅や銅合金の接合には、従来溶融溶接、ろう接や機械的接合が用いられているが、溶融溶接では予熱の必要性、融合不良や溶込み不良の発生、ブローホールが生じやすい等の問題がある。そこで本研究では、摩擦圧接法を用いてネーバル黄銅と純銅との接合を行い、引張強さ、曲げ強さおよび衝撃強さからその接合性について検討した。各試験における(母材に対する)継手効率は、@引張強さは100%、A曲げ強さは80%、B衝撃強さは47%が得られ、銅合金の接合に摩擦圧接法を適用することは、有効であることが示された。
20 アプセット寄りしろ制御によるA6061-T6合金摩擦圧接継手の品質保証
安富雅典(大阪電気通信大学)、山口 博(大阪府立大学)、小川恒一(大阪電気通信大学)
軽金属溶接
2006/05
44
5
187-194
 現在、摩擦圧接継手の接合性を精確で非破壊的に評価する方法がなく、その方法が模索されている。そこで、インプロセスに接合性を評価する方法として、圧接過程と接合性の関係を詳細に調べた。その結果、制動式で摩擦圧接された同種材継手においては、アプセット過程における変形入熱とアプセット寄りしろが接合性に大きく寄与することが明らかとなった。その結果から、アプセット寄りしろを基本とした圧接継手の良否を判定する品質保証装置を試作し、その有用性について検討した。その結果、生産効率と品質信頼性を同時に満足する結果を得た。
21 2017および6061アルミニウム合金の同種および異種摩擦圧接継手の統計的疲労特性
山本義秋(摂南大学)、市原 崇(摂南大学院)、越智 秀(大阪工業大学)、小川恒一(大阪電気通信大学)
軽金属
2006/01
56
1
2-7
摩擦圧接継手を実用に供するには疲労強度特性が重要となる。しかしながら、疲労寿命のばらつきは他の機械的性質に比べて大きく、疲労強度特性を評価するには統計的な疲労試験を行う必要がある。そこで本研究では、2017および6061アルミニウム合金の同種および異種摩擦圧接継手を製作し、疲労試験データの統計的解析によく利用されるワイブル解析を用いて、これら継手の疲労強さおよび疲労寿命分布特性を調べた。
22 Estimation of tensile strength and optimum welding condition for SUS304 stainless steel friction welded joint using neural networks
安富雅典(大阪電気通信大学)、小川恒一(大阪電気通信大学)、山口 博(大阪府立大学)、山本義秋(摂南大学)、黒澤敏朗(摂南大学)
Strength, Fracture and Complexity
2005/09
3
1
37-48
摩擦圧接は、適用する圧接条件によりその継手性能が大きく異なる。そこで、本研究はSUS304ステンレス鋼同種材継手の最適な圧接条件の探索に、ニューラルネットワークを用いて、圧接条件と継手性能の関係を見出したものである。すなわち、摩擦圧接因子とばり形状のP1、P2、t1、N、H、Wを用いて3層のニューラルネットワークを構築し、良好な継手と不良な継手を98%以上の確率で推定(判別)できることを確認した。
23 ネーバル黄銅とS25C炭素鋼摩擦圧接継手の疲労強度特性
森川勝吉(大阪産業大学短大)、大植義夫(大阪産業大学短大)、中山英明(大阪産業大学法人本部)
圧力技術
2005/09
43
5
271-277
現在、摩擦圧接継手の性能評価の多くは引張り、曲げ等の静試験に頼っている。しかし、静的継手強度が100%であっても疲労強度が100%とはならない場合が多い。そこで、摩擦圧接継手の強度上の信頼性と、実用上重要である疲労強度特性および破壊機構を調べることは重要である。本論文は、片持ち回転曲げ疲労試験により疲労特性を調べたものである。得られた主な結果はつぎのとおりである。@継手の疲労強度は炭素鋼母材とほぼ同値を示した。A界面よりわずかに黄銅側の熱影響部に最脆弱箇所が存在する。
24 純チタンと純銅の異種摩擦圧接継手の引張強さの統計的処理
辻野良二(大阪工業大学短大)、山本義秋(摂南大学)、京極悠佑(摂南大学院)、越智 秀(大阪工業大学)、小川恒一(大阪電気通信大学)
軽金属溶接
2005/08
43
8
386-391
純チタンと純銅の異種摩擦圧接継手を製作し、継手の引張強さを調べた。そして、ヒストグラムおよびワイブル解析を用いて引張試験データの統計的処理を行った。さらに、少数試験片でも統計的処理が可能か否かについても検討した。得られた主な結果は次の通りである。 引張強さの平均値が大きいほど変動係数が小さい。母材は継手に比べ変動幅が小さい。ワイブル分布の形状母数は摩擦圧接条件の適否判別に有効である。ワイブル解析の実施には、最小10本の試験片が必要である。
25 アルミニウム青銅と鋼の摩擦圧接継手の引張強さ
越智 秀(大阪工業大学)、山口 博(大阪府立大学)、櫻井恵三(大阪産業大学)
銅と銅合金
2005/08
44
1
248-252
純銅と鋼の継手は広く使用されているが、この純銅をより高強度のアルミニウム青銅に換えた継手を製作すれば、さらなる利用が期待できる。そこで、本研究では溶融接合が困難な材料への適用が可能な摩擦圧接法を用いて、アルミニウム青銅とS25C炭素鋼およびSUS304ステンレス鋼との接合を試みた。その結果、鋼母材に対する継手効率は77〜78%の継手が得られた。さらに、界面近傍の硬さ分布、EPMA分析を行い、C6191と鋼の成分が混在している反応層についても調べた。
26 炭素鋼摩擦圧接部の温度分布の数値解析
一色美博(摂南大学)、山口 博(大阪府立大学)、小川恒一(大阪電気通信大学)
高温学会誌
2005/07
31
4
225-231
圧接部の温度は静止側と回転側母材の相対運動により発生する摩擦熱、すなわち摩擦入熱や母材の熱伝導などで決まるが、圧接中の摩擦面の様相は複雑あり、全過程の現象をモデル化することは現時点では容易ではない。そこで、アプセット過程における過渡温度を推定することを目的に、入熱に関する簡易モデルを構築するとともに、有限要素法による非定常熱伝導解析を行い、摩擦入熱モデルの妥当性を検証した。
27 Measurement of Quantity of Heat in Friction Welding
一色美博(摂南大学)、山口 博(大阪府立大学)、澤井 猛、小川恒一(大阪電気通信大学)
The Proceedings of the 15th International Offshore and Polar Engineering Conference
2005/06
CD-ROM:8pages
 摩擦過程における入熱計測のために樹脂製の新しいタイプのカロリーメーターを開発し、これをステンレス鋼の摩擦圧接に適用し、検証した。さらに、摩擦トルク、寄り速度、回転数、摩擦圧力を有限要素法に適用して摩擦過程における温度分布を求めると、理論値とかなり良い一致が見られた。
28 Statistical Aluminum of Optimum Friction Welding Condition of 5056 Aluminum Alloy Friction Welded Joint
辻野良二(大阪工業大学短大)、越智 秀(大阪工業大学)、山口 博(大阪府立大学)、小川恒一(大阪電気通信大学)、山本義秋(摂南大学)
2nd JSME/ASME International Conferrence on Materials and Processing 2005
2005/06
CD-ROM:4pages
5056アルミニウム合金の最適摩擦圧接条件の探索法として、アプセット過程における単位変形入熱を用いた。一方、摩擦圧接継手の良否判定に、ワイブル分布の形状パラメーターが有効であるので、形状パラメータと変形入熱の関係を明らかにした。その結果、形状パラメータが80以上,単位変形入熱では500J/sで、良好な摩擦圧接継手が得られることが判明した。
29 A7075合金摩擦圧接継手の引張強度
安富雅典(大阪電気通信大学)、小川恒一(大阪電気通信大学)、山口 博(大阪府立大学)
日本材料強度学会誌
2005/05
30
1
9-15
7075アルミニウム合金同種材を摩擦圧接し、引張強さを寄り代とアプセット変形入熱などの評価因子で評価し、適切な評価因子について検討した。用いた評価手法中でアプセット変形入熱による評価法が最適である結果が得られた。
30 摩擦圧接における熱量の測定
一色美博(摂南大学)、山口 博(大阪府立大学)、澤井 猛(大阪産業大学)、小川恒一(大阪電気通信大学)
高温学会誌
2004/09
30
5 279-285
摩擦圧接における入熱は、摩擦面の自己発熱に依存すること、圧接時間に伴う摩擦面の温度と摩擦係数の変化に依存することなどにより、その取り扱いが困難である。そこで、熱量計を用いて実際の入熱を測定し、圧接方式と入熱などの関係を明らかにした。
31 ネーパル黄銅と鋼の摩擦圧接
越智  秀(大阪工業大学)、辻野 良二(大阪工業大学短大)、山口 博(大阪府立大学)、山本 義秋(摂南大学)、小川 恒一(大阪電気通信大学)
圧力技術
2004/07
42
4
199-206
純銅と鋼の組み合わせは、電極や配管継手として使用されているが、この純銅をより高強度で耐食性のある黄銅に換えることで、さらなる応用が期待できる。従来の溶融溶接では予熱の必要性や熱影響部への侵銅現象などの問題がある。そこで本研究では、溶融溶接が困難な材料への適用が多い摩擦圧接法を用いて、黄銅と炭素鋼、黄銅とステンレス鋼との接合を試み、それらの圧接性および圧接機構について検討した。
32 アルミニウム合金とS25C炭素鋼の摩擦圧接に及ぼす金属間化合物の影響
越智 秀(大阪工業大学)、小川恒一(大阪電気通信大学)、山本義秋(摂南大学)、辻野良二(大阪工業大学短大)、菅 泰雄(慶応義塾大学)
材料
2004/05
53
5 532-538
アルミニウム合金と鋼の接合界面には金属間化合物が形成され、良好な継手の製作は困難である。そこで、多種のアルミニウム合金を用いて、その添加元素の種類や量に応じて、形成される金属間化合物を調べ、接合性の差異との関連性を調べた。
33 60661アルミニウム合金同種継手における最適摩擦圧接条件の伝統的検討
辻野良二(大阪工業大学短大)、越智 秀(大阪工業大学)、山口 博(大阪府立大学)、小川恒一(大阪電気通信大学)、山本義秋(摂南大学)
軽金属溶接
2004/04
42
4 180-184
異種、同種材に係わらず摩擦圧接条件の適否を判断するには、同一条件で多数本の継手を製作し、統計的に処理する必要がある。その結果、継手効率の平均値が高い良好な継手は、正規型の分布を示すと同時に、ワイブル分布においては形状母数m値が大きく、分散は小さいことが明らかになり、最適化の指標としてワイブル分布のm値が有効であることを提唱した。
34 銅と各種金属との摩擦圧接継手の引張強さの評価
山口 博(大阪府立大学)、小川恒一(大阪電気通信大学)、越智 秀(大阪工業大学)、澤井 猛(大阪産業大学)、山本義秋(摂南大学)、辻野良二(大阪工業大学短大)
銅と銅合金
2003/08
42
1 132-136
銅と各種金属の摩擦圧接性の基礎データを得る目的で、異種材摩擦圧接を行った。引張強さと接合界面の様相から接合性を調べた。主な結果は、Cu/Tiはアプセット寄り代、変形入力では良否の判別ができない。また、不良継手の接合界面中にはTi中にCuが巻き込まれる。さらに、Cu/Moの良好な継手の作製が困難であることを指摘した。
35 アルミニウム合金と銅の摩擦圧接および金属間化合物形成
越智 秀(大阪工業大学)、小川恒一(大阪府立大学)、 山本義秋(摂南大学)、澤井 猛(大阪産業大学)
溶接学会論文集
2003/08
21
3 381-388
9種類のアルミニウム合金とタフピッチ銅との摩擦圧接を行い、界面に形成する金属間化合物や破断の様相を調べ、それらと継手強度との関係について検討した。さらに、X線回折、SEM観察も行った。主な結果は、接合界面には3種のAl-Cu系の金属間化合物が形成され、Mgを多く含む合金の場合これらの化合物に加えてAl-Cu-Mg系の3元化合物が形成される。また、接合界面には銅と金属間化合物の巻き込みが生じることを明らかにした。
36 Friction Welding of AZ31 Magnesium Alloy
辻野良二(大阪工業大学短大)、越智 秀(大阪工業大学)、山口 博(大阪府立大学)、小川恒一(大阪府立大学)、菅 泰雄(慶応義塾大学)
International Conference on Processing & Manufacturing of Aduanced materials
2003/07
3005-3010
AZ31マグネシウム合金の摩擦圧接において、引張強さと界面の様相から、さらにアプセット過程の変形を調べ、摩擦入熱と破断面の様相からその接合性を判断した。その結果、総寄り代よりもアプセット過程の入熱で継手性能の良否判定が可能であることを示した。
37 アルミニウム合金管/鋼管摩擦圧接継手の引張強さ特性の統計的解析
小川恒一(大阪府立大学)、時末 光(日本大学)
軽金属
2000/12
50
12
643-649
異種材摩擦圧接継手の実用に際して、それぞれの組み合わせでの継手性能とその信頼性を厳密に検討する必要がある。そこで、多種類のアルミニウム合金管と炭素鋼管・ステンレス鋼管の摩擦圧接継手を製作し、その引張強さの分布をワイブル解析により求めた。得られた主な結果は、6061は正規型分布を示すが、5052は歪型分布であり、6063は双峰型分布を示す傾向にある。また、相手材はS25CよりもS45C、SUS304の方が継手効率が高いことを明らかにした。
38 Neural Network Evaluation of 5056 Aluminum Alloy Friction Welded Joint Performance
櫻井恵三(大阪産業大学)、小川恒一(大阪府立大学)、山口 博(大阪府立大学)、黒澤敏朗(摂南大学)
高温学会誌
2000/05
26
3
118-124
5056アルミニウム合金の同種材摩擦圧接継手の性能評価を、カルマン・ニューラル・ネットワークを用いて行った。入力因子にバリ形状(パソコンで自動計測)を用いることにより、的確に良否の判別できることを示した。さらに、従来の統計的判別法と比較して、本法が簡易で利便性が高く有利であることも立証した。
39 6061アルミニウム合金管とS25C鋼管摩擦圧接継手の強さに及ぼす接合部切削加工の効果
小川恒一(大阪府立大学)、時末 光(日本大学)
軽金属
1999/11
49
11
559-563
管材の摩擦圧接は、摩擦圧接条件の選定のみで継効率を上昇させるには限界がある。そこで、接合の容易な厚肉管摩擦圧接継手を製作し、界面の接合強度が弱い部分を旋削し、継手効率の高い部分のみが残存する薄肉管継手を製作した。このようにして得られた6061アルミニウム合金とS25C炭素鋼薄肉管継手の最大継手効率は95%となり、有効性を示した。
40 6061アルミニウム合金管とS25C炭素鋼管の摩擦圧接継手強度に及ぼす圧接界面仕上げ状態の影響
小川恒一(大阪府立大学)、時末 光(日本大学)
高温学会誌
1999/11
25
6
74-79
摩擦圧接部材は何らかの方法で切断されて供される。圧接面の仕上げ状態の相違は、同種材の摩擦圧接では問題にならないが、異種材の場合、特にアルミニウム合金と鋼のように摩擦時間が短い場合には影響が大きい。そこで、接合面の加工法の相違が接合状態に及ぼす影響について調べた。得られた結果の1つは、旋盤による過度の仕上げは継手効率の上昇に寄与するが、バラツキも大きくなり、適正な粗さを有する方が安定した継手となること、また、円周方向に切削する旋盤加工が最適であることを明確にした。
41 Static Strength of Friction Welded Joint of 6061 Aluminum Alloy to s45C Carbon Steel Using Insert Metal
越智 秀(大阪工業大学)、森川勝吉(大阪産業大学短大)、小川恒一(大阪府立大学)
大阪産業大学論集(自然科学編)
1999/10
108
1-8
6061アルミニウム合金とS45C炭素鋼の摩擦圧接にインサートメタルを用いて継手効率を向上させた。
42 アルミニウム合金と炭素鋼の摩擦圧接性
小川恒一(大阪府立大学)、越智 秀(大阪工業大学)、時末 光(日本大学)
軽金属溶接
1999/07
37
7
295-302
管材の圧接は中実材に比べ高い圧力を付加し難いといった問題点がある反面、摩擦面全域で摩擦速度が一定となる利点もある。そこで、管材継手と中実が一定となる利点もある。そこで、管材継手と中実主な結果は、最大継手効率で比較すると比較的接合性の良い組み合わせでは、全体的に管継手よりも中実継手の方が10〜20%高い結果が得られた。
43 アルミニウム合金管とS25C炭素鋼管の摩擦圧接における継手強度と接合界面の構造について
小川恒一(大阪府立大学)、越智 秀(大阪工業大学)、時末 光(日本大学)
圧力技術
1999/05
37
3
148-155
アルミニウム合金と鋼のような組み合わせの継手では、アルミニウム合金中の添加元素の影響で、接合界面に脆弱な金属間化合物が形成されることが多い。そこで、摩擦による金属間化合物の同定と、接合強度の関連を論じた。主な結果は、1050、2000系、5000系、6000系、7075について金属間化合物の存在を明らかにした。また、各種アルミニウム合金の最適圧接条件の範囲も明瞭にした。
44 Statistical Strength Characteristics of Aluminum Alloy Pipe and Carbon Steel Pipe Friction Weld Joints
小川恒一(大阪府立大学)、辻野良二(大阪工業大学短大)、時末 光(日本大学)
日本材料強度学会誌
1999/03
33
1
1-10
異種材料の摩擦圧接継手強度は、組み合わせにより、ばらつきが問題となることがある。その主原因も特定することが困難である。そこで、多数本の圧接継手を製作し、統計処理することにより、アルミニウム合金の材種による接合性の差異を検討した。さらに、この結果を基にワイブル解析を行い、信頼性ある設計指針を提供した。得られた主な結果は、#1000、#6000、#5000系アルミニウム合金管は良好で安定した継手が得られることを明らかにした。
45 各種アルミニウム合金管とステンレス鋼管の摩擦圧接性
小川恒一(大阪府立大学)、越智 秀(大阪工業大学)、時末 光(日本大学)
軽金属
1999/02
49
2
83-88
9種類のアルミニウム合金管とSUS304ステンレス鋼管の摩擦圧接生を調べ、個々の組み合わせで最適な摩擦圧接条件を見出した。また、そのときの最大継手効率を求め、界面のX線回折を行って金属間化合物を同定した。主な結果は、2000系合金では、Fe-Al系よりも、CuAl2やAl7Cu2Feが優先的に、7075ではAl23CuFe4が形成されることを明らかにした。
46 Friction Welding of 2017 Aluminum Alloy to S45C Carbon Steel Using Insert Metal
越智 秀(大阪工業大学)、小川恒一(大阪府立大学)
大阪産業大学論集(自然科学編)
1998/10
105
11-16
接合が困難なA2017とS45Cの摩擦圧接に、純アルミニウムをインサートメタルとしてを用いる手法で圧接を行い継手効率の改善を図った。
47 Statistical Strength Characteristics of Aluminum Alloy Pipe and Carbon Steel PipeFriction Welded Joints
小川恒一(大阪府立大学)、辻野良二(大阪工業大学短大)、時末 光(日本大学)
The 2nd Pacific Asia Conference on Mechanical Engineering
1998/09
491-500
9種類のアルミニウム合金管と炭素鋼管を摩擦圧接し、その継手強度を統計解析することにより、個々の摩擦圧接特性を見出した。さらに、正規型分布を示さないものについてはワイブル解析を行い、信頼性のある異材摩擦圧接管データを提供した。
48 Statistical Tensile Strength Characteristics of Aluminum Alloy Pipe and Steel Pipe Friction Welded Joints
小川恒一(大阪府立大学)、辻野良二(大阪工業大学短大)、時末 光(日本大学)
Proceedings of the 7th International Conference ICAA7
1998/09
1731-1736
9種のアルミニウム合金管と炭素鋼管の摩擦圧接継手強度をワイブル解析し、この種のアルミニウム合金管と炭素鋼管の異材管継手を使用する際の信頼性データ(形状係数、尺度係数、位置係数)を提示し、実用に供した。
49 Selection of Optimum Welding Condition for Abobl Aluminum Alloy Friction Welding by Neural Networks
澤井 猛(大阪産業大学)、黒澤敏朗(摂南大学)、山本義秋(摂南大学)、山口 博(大阪府立大学)、小川恒一(大阪府立大学)
International Conference on Light Materials for Transportion
1998/07
1
2
1127-1132
ニューラルネットワークを用いて、6061アルミニウム合金の摩擦圧条件が強度に及ぼす接合特性を論じた。本方法を用いることにより、最適な圧接条件の選定のみならず、圧接条件から継手強度を推定することも可能であり、有用性が高いことを示した。
50 Friction Welding of 6061 Aluminum Alloy Pipe to S25C Carbon Steel Pipe
小川恒一(大阪府立大学)、時末 光(日本大学)
International Journal of Offshore and Polar Engineering
1998/06
8
2
144-147
6061アルミニウム合金管とS25C炭素鋼管の摩擦圧接特性、特に、バリの形成に注目して論じた。得られた主な結論は、摩擦圧力増加に従いバリの大きさは大きくなり、肉厚の減少とともに内ばりは炭素鋼管に沿って伸延すること、さらに、種々の肉厚比における圧接から、バリの外径に対する中空比を求める実験式を算出した。

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