論文

公開件数: 23 件
No. 掲載種別 単著・共著区分 タイトル 著者 誌名 出版者 巻号頁 出版日 ISSN DOI URL 概要
1 研究論文(学術雑誌)
共著
粗骨材の熱膨張係数のひずみゲージによる測定
山田宏、徳永拓哉、杉原大祐
材料

70/ 8, 604-609
2021/08



粗骨材粒子の熱膨張係数の測定について,ひずみゲージを用いた手法を検討した。その結果,測定結果に与える検長,表面処理の有無,温度変化率,方向依存性の有無および粗骨材粒子個数の影響などを明らかにした。
2
共著
孟宗竹繊維補強ポーラスコンクリートの各種性能評価
山田宏、牛之濵大星、関友則、小堺規行
コンクリート工学年次論文報告集

42/ 1, 1300-1305
2020/07




3
共著
骨材の品質の影響に着目したコンクリートの乾燥収縮率の予測に関する検討
山田宏、片平博、渡辺博志、下村匠
土木学会論文集E2(材料・コンクリート構造)

76/ 2, 109-118
2020/05

https://doi.org/10.2208/jscejmcs.76.2_109

 設計段階におけるコンクリートの乾燥収縮率は予測式によって求められることが多い.現行の土木学会の予測式には骨材の品質の影響を表す係数αが導入されており,その予測式を用いた計算値は実測値に対して概ね±50%のばらつきとされる.骨材の品質の影響を表す係数αは4~6とされているが,骨材種類などによって具体的な数値を定めるようになっていない.本研究では,JIS規格外の品質も含めた骨材を用いたコンクリートのデータを用いて,骨材の品質の影響を表す係数αについて分析した.様々な品質の骨材を用いたコンクリートの乾燥収縮率を予測可能とするため,土木学会式をモルタルと粗骨材に含まれる水分量の関数に修正するとともに,粗骨材の品質の影響を表す係数α’の算出式を提案した.
4
共著
コンクリートの乾燥収縮率と粗骨材の品質の関係
山田宏、片平博、渡辺博志
コンクリート工学

58/ 3, 223-228
2020/03



粗骨材の乾燥収縮特性に着目した検討を通じて,ひずみゲージによる粗骨材の乾燥収縮率の測定法の確立や,コンクリートの乾燥収縮率と粗骨材の各種品質指標との関係性を明らかにしてきた。本稿ではこれまでに得たデータを再整理した結果について報告した。
5
共著
孟宗竹繊維の含水状態がセメントペーストの流動性および圧縮強度に与える影響
山田宏、関友則、小堺規行
コンクリート工学年次論文報告集

41/ 1, 1469-1474
2019/07



地域資源である孟宗竹の有効活用としてポーラスコンクリートへの適用を想定している。本論文ではその基礎的検討としてポーラスコンクリートのバインダーに着目して,孟宗竹繊維の含水状態がセメントペーストの流動性および圧縮強度に与える影響を検討した。その結果,孟宗竹繊維を用いたペーストは繊維の含水状態によって流動性が異なることを明らかにした。ペーストの流動性は孟宗竹の繊維飽和点を境に増減することを示唆した。また,孟宗竹繊維を用いたペーストの圧縮強度は,孟宗竹繊維の含水状態の影響をほとんど受けないことなどを明らかにした。
6
共著
教材及び教授法と協調したコンピテンス評価の基礎的研究
市坪誠、中村成芳、黒田恭平、山田宏、油谷英明、山口隆司
工学教育

67/ 1, 42-47
2019/01



5カ国で実施したジェネリックスキル試験結果を踏まえ、教材及び教授法と協調したコンピテンス育成に効果があること、思考力獲得に国別の特長があること、3思考力(批判的思考力、協働的思考力、創造的思考力)別でも国別の差異があることを明らかとした。なかでも批判的思考力は専門教育を踏まえ、工学的アプローチにより伸長できることが明らかとなった。今後、評価ルーブリックやジェネリックスキル評価とチューニングのあり方について検討を深化させる予定である。
7
共著
高炉スラグ細骨材がモルタルの耐硫酸性に与える影響
山田宏、市坪誠
材料

67/ 4, 468-473
2018/04



モルタルの耐硫酸性に与える高炉スラグ細骨材の化学成分、粗粒率および砂セメント比の影響を実験的に検討した。その結果、高炉スラグ細骨材を用いたモルタルにおいて、細骨材の酸化カルシウム含有量が大きいほど、粗粒率が小さいほどおよび砂セメント比が大きいほど、耐硫酸性がそれぞれ改善されることを明らかにした。
8
共著
Estimation for Drying Shrinkage of Concrete by Composite Model Using Coarse Aggregate Properties
Hiroshi YAMADA、Hiroshi KATAHIRA、Hiroshi WATANABE
材料

67/ 3, 396-400
2018/03



JIS規格外の品質を含めた産地の異なる19種類の粗骨材の物性指標を用いて、コンクリートの乾燥収縮率の複合則による推定を試みた。その結果、JIS規格外の品質の粗骨材を用いた場合でもコンクリートの乾燥収縮率は複合則によって推定できることを示した。また、コンクリートの乾燥収縮率の複合則による推定は、計算に使用するヤング率の種類によって精度や範囲が異なる結果となることを明らかにした。
9
共著
Study on Pore Structure of Coarse Aggregate and Drying Shrinkage Properties
Hiroshi YAMADA、Hiroshi KATAHIRA、Hiroshi WATANABE
材料

66/ 10, 758-762
2017/10



JIS規格外の品質を含めた産地の異なる10種類の砕石を用いて、水銀圧入法による細孔特性と粗骨材やコンクリートの乾燥収縮率との関係について検討した。その結果、細孔半径1µm以下の細孔構造から求めた粗骨材の平均細孔径と粗骨材やコンクリートの乾燥収縮率との関係は累乗関数によって統一的に表現できることを示した。
10 研究論文(学術雑誌)
共著
あと施工アンカーの引張クリープ試験方法の基礎的評価
安藤重裕、山田宏、中野克彦、濱崎仁、田沼毅彦
日本建築学会技術報告集


2015/02



あと施工アンカーについて、改良したばね式クリープ試験装置によりクリープ試験方法の評価およびクリープ特性評価を行った。 その結果、今回の試験装置を用いることにより、長期載荷荷重下におけるクリープ変形量の測定及びクリープ破壊時間の測定が可能であることを示した。また、クリープ試験装置によりあと施工アンカーの荷重と変位の関係が測定でき、変位は最大荷重の30~40%にかけて弾性域から乖離し、コンクリート強度が高い方が傾きは大きくなることなどを明らかにした。
11
共著
粗骨材の耐凍害性評価指標の検討
片平博、山田宏、渡辺博志
コンクリート工学年次論文報告集

36/ 1, 1072-1077
2014/07



コンクリートの耐凍害性は、粗骨材の品質に大きく依存する。粗骨材の耐凍害性は、粗骨材に作用する氷圧の大きさと、それに抵抗する粗骨材の強度に関係する。氷圧の大きさの指標として吸水率の分布、強度の指標として新たに検討を進めている簡易法損失率を採用し、これらの指標とコンクリートの耐久性指数との関連性について調査した。その結果、吸水率が8%を超えるような低品質粒子の混入が、耐久性指数に影響を与えることなどを明らかにした。
12
共著
超速硬セメント系注入式あと施工アンカーのクリープ特性
安藤重裕、山田宏、中野克彦、渡辺一弘
コンクリート工学年次論文報告集

36/ 1, 550-555
2014/07



超速硬セメント系注入式あと施工アンカーについて、異形鉄筋D13を用い持続引張荷重下における載荷荷重および母材コンクリート強度がアンカー筋の抜出量に及ぼす影響を検討した。コンクリート強度24N/mm2において、載荷荷重75kN(応力比0.80)では載荷期間168日でクリープ破壊を生じ、載荷荷重30kN(応力比0.32)では、載荷期間50年でもクリープ破壊は生じないものと推測された。また、母材コンクリート強度が高い場合、アンカー材が同一であってもアンカー筋の抜出量は小さくなることを明らかにした。
13
共著
反発度を利用した硬化コンクリートの品質分布把握について
古賀裕久、渡辺博志、山田宏
コンクリート工学年次論文報告集

13, 349-356
2013/11



リバウンドハンマーを用いた反発度測定結果の分布により、大型の供試体中での硬化コンクリート品質の分布を把握できるか検討した。その結果、1リフトの最下部および最上部に見られるコンクリート強度の向上、低下を反発度として把握することは難しいことが確認された。高さ方向のコンクリート強度の違いを把握するためには、1回の打撃ごとの反発度測定結果の変動が少ないことが条件となること、表面気泡の発生が少ない表面は、反発度測定結果の変動が小さくなる可能性があることなどを明らかにした。
14
共著
超速硬セメント系あと施工アンカーの定着機構に関する検討
山田宏、安藤重裕、中野克彦、渡辺一弘
コンクリート構造物の補修、補強、アップグレード論文報告集

13, 349-356
2013/11



超速硬セメント系あと施工アンカーの定着機構の解明を目指し、膨張材量や細骨材粗粒率に着目して基礎的な検討を行った。その結果、膨張材量、コンクリートの圧縮強度、細骨材粗粒率が大きければ、アンカー筋の引抜き付着強度は、それぞれ大きくなることを明らかにした。また、細骨材粗粒率が一定で穿孔径が大きくなった場合、アンカー筋の引抜き付着強度は、小さくなることなどを明らかにした。
15
共著
耐寒剤と各種混和剤を併用した超速硬セメント系補修材の寒冷環境下における強度発現性
佐藤実果子、山本誠、山田宏、皆川浩、久田真
コンクリート構造物の補修、補強、アップグレード論文報告集

13, 333-340
2013/11



氷点下を含む寒冷環境において、打込みおよび養生において耐寒剤および各種化学混和剤が、超速硬セメント系補修材の強度発現性に及ぼす影響を検討した。その結果、高炉スラグ微粉末などの混和材料を添加していない超速硬セメントには亜硝酸リチウム等の耐寒剤による凝固点降下作用で強度増進がみられた。また、硬化促進剤と耐寒剤を併用することで良好な強度発現性を得られることを明らかにした。
16
共著
付着面の条件や養生条件が断面修復材の付着強度に与える影響
片平博、渡辺博志、山田宏、渡辺健治
コンクリート工学年次論文報告集

35/ 1, 1663-1668
2013/07



断面修復工法において、基盤表面の処理条件の違いや養生方法の違い等が、付着強度に与える影響について実験的な検討を行った。その結果、平滑な基盤表面に水湿しをした条件では、湿潤養生を十分な期間実施した条件を除いて、安定した付着強度が得られにくいこと、また、平滑面であってもプライマー処理した場合等で安定して高い付着強度が得られることなどを明らかにした。
17
共著
材料分離を生じたコンクリートへの非破壊試験の適用性に関する実験的検討
古賀裕久、山田宏、渡辺博志
第4回コンクリート構造物の非破壊検査シンポジウム「成熟社会におけるコンクリート構造物の非破壊検査の役割」

345-352
2012/08



スランプやブリーディング性状の異なるコンクリートを用いて壁状の供試体を製作し、材料分離によって生じる部位による品質の違いについて調べた。さらに、この供試体を用いて、透気係数の測定結果の分布について調べた。その結果、測定位置のわずかな違いによって透気係数が大きく異なりうること、水の分離傾向の大きい配合では、透気係数が大きくなることなどを明らかにした。
18
共著
コンクリートの乾燥収縮率の粗骨材品質による推定
山田宏、片平博、渡辺博志
土木技術資料

54/ 5, 18-21
2012/05



コンクリートの乾燥収縮率を推定するために粗骨材の乾燥収縮率に着目して、粗骨材の乾燥収縮率を測定するとともに、コンクリートの乾燥収縮率との関係について検討した。その結果、粗骨材の乾燥収縮率をひずみゲージによって測定する手法は、測定する粗骨材の粒子数を7個ほど確保すれば、その平均値はコンクリートの乾燥収縮率を推定するひとつの指標となることがわかった。
19
共著
粗骨材の収縮特性の評価に関する検討
山田宏、片平博、渡辺博志
土木学会論文集E2(材料・コンクリート構造)

68/ 1, 63-71
2012/03



粗骨材の収縮特性のひずみゲージによる測定を検討し、試験結果に影響する各種要因などを検討した。その結果、粗骨材粒子の乾燥収縮率は、ひずみの方向依存性や体積表面積比の影響よりも、粒子間でのばらつきの程度の方が大きいことを明らかにした。粗骨材粒子の乾燥収縮率の平均値とコンクリートの乾燥収縮率の間には、高い相関性が認められた。ひずみゲージを用いて測定した粗骨材の乾燥収縮率の平均値は、コンクリートの乾燥収縮率を推定するひとつの指標になり得ることを明らかにした。
20
共著
コンクリートの乾燥収縮率と骨材の乾燥収縮率の関係
山田宏、片平博、渡辺博志
「コンクリートの収縮特性評価およびひび割れへの影響」に関するシンポジウム論文集

13-16
2010/12



粗骨材自体の乾燥収縮率の測定を行い、コンクリートとの乾燥収縮率との対応を検討した。その結果、骨材の乾燥収縮率とコンクリートの乾燥収縮率との間には、高い相関が得られる結果となった。骨材の乾燥収縮率は、1ヶ月以内という比較的短期間で測定することができ、これによって、コンクリートの乾燥収縮率を簡易に推定できる可能性を示した。
21
共著
各種モルタルの耐硫酸性に関する研究
市坪誠、山田宏、堀口至、山口隆司
コンクリート工学年次論文報告集

26/ 1, 1119-1124
2004/07



コンクリート構造物の耐硫酸性の向上を図るために、細骨材がモルタルの耐硫酸性に及ぼす影響について実験的に検討を行った。特に細骨材にはリサイクル材料を用いることで、環境に優しい材料開発を目指すものである。その結果、細骨材に高炉スラグ水砕砂を使用することで耐硫酸性が向上することを明らかとした。また、高炉材料において、セメントより細骨材を用いた方がより良好な耐硫酸特性が得られることを明らかにした。
22 研究論文(国際会議プロシーディングス)

A Study on the Visual Evaluation of Changes in Bridge Structure
Makoto ICHITSUBO、Hiroshi YAMADA、Hiroaki MARUOKA、Shigekazu ISHIHARA、Keiko ISHIHARA、Tatsuo NISHINO、Mitsuo NAGAMACHI
Proc. of IEA2003、 Seoul、Korea

3, 523-526
2003/08



景観設計に関する基礎的資料を得るために、ライズ比、スラブ厚、吊材数をそれぞれ変化させたアーチ橋の視覚的評価について、感性工学的手法を適用した。その結果、個々の橋の評価は3つの軸(Aesthetics、 Firmness、Symbolic)で評価できることを明らかにした。またその評価は、線形で表現されるものと非線形で表現されるものにわかれることなどを明らかにした。
23

トンネル内部のコンクリートの汚れに関する研究
市坪誠、山田宏、堀口至、竹村和夫
コンクリート工学年次論文報告集

25/ 1, 1829-1834
2003/07



トンネル内部のコンクリートの防汚対策を検討するため、実構造物内壁の汚れ付着特性を把握するとともに、汚れ付着量、光源および視線入射角をパラメータとする試料を用いて、材料表面の汚れ特性について実験的に研究を行った。その結果、実構造物壁面では汚れ付着の経時変化の推定が可能となり、汚れ洗浄を行う際の指標を明らかとした。また、トンネル内の汚れは実態よりも過大に評価されることから、汚れ洗浄を短い周期で計画する必要があることを示した。