論文

公開件数: 40 件
No. 掲載種別 単著・共著区分 タイトル 著者 誌名 出版者 巻号頁 出版日 ISSN DOI URL 概要
1
共著
Range Extension Autonomous Driving for Electric Vehicles Based on Optimal Velocity Trajectory Generation and Front-Rear Driving-Braking Force Distribution
Yuta Ikezawa, Hiroshi Fujimoto, Yoichi Hori, Daisuke Kawano, Yuichi Goto, Misaki Tsuchimoto and Koji Sato
IEEJ Journal of Industry Applications

5/ 3, 228-235
2016/04



電気自動車の航続距離が短いという欠点に対して、将来的に完全自動運転に移行することを想定し、車両の速度軌道最適化によって航続距離を延長することを提案する。本稿では、時間制約がない場合の減速軌道を対象としており、非線形最適制御問題を数値的に解くことで、銅損、走行抵抗等のトレードオフで定まる速度軌道を導出することができた。これに加えて、インホイールモータ搭載車両における前後の駆動力配分を最適化することで、更なる航続距離延長を実現した。
2
共著
A Study on High-Accuracy Test Method for Fuel Consumption of Heavy-Duty Diesel Vehicles Considering the Transient Characteristics of Engines
Norifumi Mizushima, Kyohei Yamaguchi, Daisuke Kawano, Hisakazu Suzuki and Hajime Ishii
SAE International Journal of Fuels and Lubricants,

9/ 2, 383-391
2016/04



ポスト新長期規制適合車に搭載されているディーゼルエンジンを用いて、従来の重量車燃費試験法による燃費計算値とエンジンベンチにおける燃費計測値を比較した。さらに、個々のエンジンの過渡特性に基づいた補正方法を考案し、その効果を検証した結果、本補正方法により高精度に試験エンジンの過渡特性を表現できることがわかった。
3
共著
ディーゼル重量車における過渡運転時の燃料消費率予測手法の研究
水嶋教文,山口恭平,川野大輔,鈴木央一,石井 素
自動車技術会論文集

47/ 2, 331-337
2016/03



重量車の型式認証試験における燃料消費率試験法では、エンジンの定常状態で計測した燃費マップから参照した瞬時燃料消費量を積算しモード走行燃費を計算しているため、過渡的なエンジン性能は考慮されない。本研究では、エンジン個々の過度特性に基づいて補正を行う高精度に重量車の燃料消費率を算出する方法を考案し、ポスト新長期規制適合した重量車用エンジンを用いてその妥当性を検証した。
4
共著
トラックの走行時燃費を考慮したBTL燃料のLCA
渡辺佑太郎,佐藤由雄,川野大輔,小井土賢二,堂脇清志
日本LCA学会誌

9/ 1, 20-36
2013/01



国内のスギ廃材から製造される水素、メタノール、ジメチルエーテル(DME)、および合成軽油(FTD)を対象とし、実データを用いたWell to WheelにわたるLCA分析を行い、各バイオ燃料のCO2排出量削減効果を検証した。その結果、バイオ燃料の種類によりそれぞれ異なる長所・短所を有するものの、国内のバイオマス資源を利用する場合は、共通して製造時の所内動力の削減と車両燃費の向上が今後の課題であることが示唆された。
5
共著
バイオマス由来ディーゼル代替燃料使用時のNOx排出特性に関する一考察
水嶋教文,川野大輔,佐藤 進,石井 素
自動車技術会論文集

43/ 4, 849-854
2012/07



各種BDFやHVO・BTLを想定した炭化水素燃料をディーゼル機関に使用した際のNOx排出特性を解析した。その結果、既存のディーゼル機関にバイオマス由来の燃料を適用する場合、低位発熱量が軽油と変わらず、かつ高H/C比により火炎温度が低下するHVOやBTLが有望であることが示唆された。
6
共著
A Study on NOx Emission Characteristics When Using Biomass-derived Diesel Alternative Fuels
Norifumi Mizushima, Susumu Sato, Daisuke Kawano, Akira Saito and Yutaka Takada
SAE International Journal of Fuels and Lubricants

5/ 2, 892-899
2012/05



重量車用ディーゼルエンジンを用いて、BDFと水素化バイオ軽油(HVO)使用時のNOx排出特性を解析した。発熱量の低下に伴う燃料噴射量の増加によるEGR率等の燃焼制御パラメータの変化、およびH/C比の増加による火炎温度の低下がNOx排出特性に対して支配的であることがわかった。
7
共著
二成分混合燃料噴霧の着火・燃焼機構と燃焼制御性に関する数値解析
小橋好充,藤森健太,前川浩輝,加藤 聰,川野大輔,千田二郎
自動車技術会論文集

43/ 1, 123-128
2012/01



本報ではKIVA3Vをベースに筆者らが構築した多成分燃料噴霧モデルにShellモデルを導入し、定容容器における実験値との比較からその妥当性を検証するとともに、種々の二成分混合燃料噴霧の着火機構を調べた。さらに、このモデルを用いて、沸点ならびに着火性の異なる二成分からなる混合燃料による燃焼制御法の実現可能性を調べた。
8
共著
Modeling of Auto-Ignition and Combustion Processes for Dual-Component Fuel Spray
Yoshimitsu Kobashi, Kenta Fujimori, Hiroki Maekawa, Satoshi Kato, Daisuke Kawano and Jiro Senda
SAE International Journal of Engines

4/ 2, 2193-2206
2011/09



多成分燃料噴霧モデルに着火・燃焼モデルを組み込むことにより、二成分燃料の噴霧燃焼モデルを構築した。本モデルによる計算結果と定容容器による二成分燃料の噴霧燃焼実験の結果を比較した結果、計算結果と実験結果は良い一致を示し、構築したモデル、ひいては混合燃料を用いた燃焼制御手法の妥当性が示された。
9
共著
バイオディーゼル機関のNOx排出抑制に関する研究-軽油運転時に対するNOx排出量増大要因の考察-
水嶋教文,荒井洋樹,岩浅光一郎,川野大輔,石井 素,後藤雄一
自動車技術会論文集

42/ 2, 515-520
2011/03



単気筒エンジンを用いたBDFの基礎燃焼実験、および0次元サイクルシミュレーションによる数値解析により、NOx増大を引き起こす要因を詳細に解析した。その結果、軽油運転時に対する顕著な熱発生率の変化や、燃焼ガスの比熱変化に伴う燃焼温度上昇は見られず、噴霧中への空気導入量の変化等がNOx排出量増大の主要因であることがわかった。
10
共著
Effect of Biodiesel on NOx Reduction Performance of Urea-SCR System
Norifumi Mizushima, Yutaka Murata, Hisakazu Suzuki, Hajime Ishii, Yuichi Goto and Daisuke Kawano
SAE International Journal of Fuels and Lubricants

3/ 2, 1102-1020
2010/10



軽油に対するBDFの混合割合が尿素SCR触媒を装着したディーゼル機関のNOx排出特性に与える影響を解析した。JE05モード試験を行った結果、BDFの混合割合増加によりエンジンアウトのNOx排出量は増加するとともに、尿素SCR触媒のNOx浄化率が大きく低下した。これは、BDF使用時に尿素SCR触媒入り口でのNO2/NOx比が低下したことが主な原因であった。
11
共著
Numerical analysis of Miller-premixed charge compression ignition combustion on a dynamic φ-T map
Yutaka Murata, Jin Kusaka, Yasuhiro Daisho, Daisuke Kawano, Hisakazu Suzuki, Hajime Ishii and Yuichi Goto
International Journal of Engine Research

11/ 2, 89-98
2010/04



当方らが提唱している、可変バルブタイミング機構を用いたMiller-PCCI燃焼について、各運転条件の燃焼室内における当量比()-温度(T)マップに注目し、その数値計算による燃焼・排出ガス特性の詳細な解析を行った。その結果、Miller-PCCI燃焼では、混合気の希薄化と最高燃焼温度の低下によりsootとNOxの同時低減が実現されていることが示された。
12
共著
バイオディーゼル燃料が尿素SCRシステムのNOx浄化特性に及ぼす影響

自動車技術会論文集

41/ 2, 333-338
2010/03




13
共著
Analysis of Behavior of Fuel Consumption and Exhaust Emissions under On-road Driving Conditions Using Real Car Simulation Bench (RC-S)
Yuichi Goto, Daisuke Kawano, Koji Sato and Kentaro Echigo
SAE International Journal of Engines

2/ 2, 611-616
2010/03



従来のシャシダイナモでは不可能な実車運転を模擬するため、各車輪に低慣性ダイナモメータを直結させたRC-Sを開発した。RC-SによりJC08モード試験およびフルアクセル試験を再現した結果、各試験における燃費・排出ガス特性は、シャシダイナモや実路の場合とよく一致した。
14
共著
Applicability of Various EGR Strategies in a Multi-cylinder Diesel Engine - Effect of Combining HPL-EGR and LPL-EGR Systems -
Atsushi Kaneko, Yutaka Murata, Jin Kusaka, Yasuhiro Daisho, Daisuke Kawano, Hisakazu Suzuki and Hajime Ishii
Review of Automotive Engineering

31/ 1, 41-48
2010/01



ディーゼル機関においてHPL及びLPL-EGRを組み合わせたシステムについて調査を行った結果、低負荷では両EGRシステムを併用することで燃費の悪化を招かずに排出ガスを低減することが可能となった。一方高負荷では、LPL-EGRの増量と高過給の組み合わせによりNOxとsootの同時低減が可能となった。
15
共著
Miller-PCCI Combustion in an HSDI Diesel Engine with VVT
Yutaka Murata, Jin Kusaka, Yasuhiro Daisho, Daisuke Kawano, Hisakazu Suzuki, Hajime Ishii and Yuichi Goto
SAE International Journal of Engines

1/ 1, 444-456
2009/04



可変バルブタイミング機構によるMillerサイクルを用いたPCCI燃焼(Miller-PCCI燃焼)を提案し、その燃焼・排出ガス特性を実験、数値計算の双方で解析した。その結果、NOxとsootの同時低減が過渡モード試験で使用される広い運転領域で実現でき、図示平均有効圧(IMEP)1.3 MPaまでMiller-PCCI燃焼を適用できた。
16
共著
バイオディーゼル燃料の混合が最新型ディーゼル機関の燃焼・排出ガス特性に与える影響
川野大輔,石井 素,後藤雄一
自動車技術会論文集

40/ 2, 349-354
2009/03



NSR触媒を装着した最新型ディーゼル機関の燃焼・排出ガス特性に対する軽油へのBDFの混合割合の影響を解析した。その結果、混合割合により触媒前後の排出ガス特性が大幅に変化した。特に、BDFの混合割合の増加に伴い、NSR触媒によるNOx浄化率が大幅に低下することがわかった。
17
共著
多気筒ディーゼル機関における各種EGR方式の適用性(第3報) HPL-EGRとLPL-EGRの併用の効果
金子淳司,小宮 怜,足立悠介,村田 豊,草鹿 仁,大聖泰弘,石井 素,川野大輔,鈴木央一,後藤雄一
自動車技術会論文集

40/ 2, 337-342
2009/03



LPL-EGRシステムを導入した多気筒ディーゼル機関を用い、従来のHPL-EGRシステムとの併用による高効率・低エミッション化の可能性を検証した。その結果、低負荷ではHPL-EGRを主体としたLPL-EGRの併用、高負荷ではLPL-EGRと高過給の組み合わせにより、燃費の悪化を抑制しつつ低エミッション化が可能となった。
18
共著
Study on Carbon-Deposit Formation Characteristics and Formation Factors of a Small Diesel Engine Fueled with Rapeseed Methyl Ester
Mitsuru Konno, Toshiyuki Abe, Takeshi Okamoto, Yuzo Aoyagi, Hajime Ishii and Daisuke Kawano
Review of Automotive Engineering

29/ 3, 315-319
2008/07



菜種油メチルエステル(RME)およびRME5%混合軽油をディーゼルエンジンで用いたときのノズルチップ上のカーボンデポジット堆積過程を定量的に把握するとともにSEM観察により微細構造を明らかにした。蒸留特性、粘度、微粒子生成傾向がカーボンデポジット生成に与える影響について検討し、蒸留特性の影響が最も大きいことを明らかにした。
19
共著
多気筒ディーゼル機関における各種EGR方式の適用性(第2報)  GTL燃料使用時の排出ガス特性等への影響
石井 素,川野大輔,鈴木央一,後藤雄一,金子淳司,小宮 怜,足立悠介,村田 豊,草鹿 仁,大聖泰弘
自動車技術会論文集

39/ 3, 151-156
2008/05



LPL-EGRシステムを導入した商用車用の多気筒ディーゼル機関を用い、液化合成燃料(GTL)を用いた場合の排出ガス特性について軽油を用いた場合との比較検討を行った。GTLの高セタン価、低soot・THC等の特性を生かし、低負荷域では従来のHPL-EGRを、中・高負荷域でLPL-EGRを使用することにより、広い負荷域で燃費の悪化を招くことなく大幅なNOx低減効果が得られた。
20
共著
多気筒ディーゼル機関における各種EGR方式の適用性(第1報) HPL-EGRとLPL-EGRの効果比較
金子淳司,小宮 怜,足立悠介,村田 豊,草鹿 仁,大聖泰弘,石井 素,川野大輔,鈴木央一,後藤雄一
自動車技術会論文集

39/ 3, 145-150
2008/05



従来よりも低温度かつ多量のEGRガスが得られる低圧ループEGR(LPL-EGR)システムを商用車用の多気筒ディーゼル機関に導入し、それらが機関性能に与える影響を明らかにした。従来の高圧ループEGR(HPL-EGR)システムと比べてLPL-EGRシステムでは吸気温度が低下するため、NOxとsootを同時に低減することができた。
21
共著
Optimization of Engine System for Application of Biodiesel Fuel
Daisuke Kawano, Hajime Ishii, Yuichi Goto, Akira Noda and Yuzo Aoyagi
SAE Transactions, Vol.116, Journal of Fuels & Lubricants Section 4,

116, 680-686
2008/04



BDFをEGRシステムとNSR触媒を有するディーゼル機関に適用した結果、リッチスパイクの噴射量を増加してもNSR触媒のNOx浄化率が著しく低下した。一方、EGR率の増加により、含酸素燃料の特徴によりPM排出量の増加を抑えつつ、NOx排出量を低減することができた。
22
共著
Improvement of Combustion and Emissions in Diesel Engines by Means of Enhanced Mixture Formation Based on Flash Boiling of Mixed Fuel
Jiro Senda, Yoshimitsu Wada, Daisuke Kawano and Hajime Fujimoto
International Journal of Engine Research

9/ 1, 15-27
2008/01



本研究では、各種混合燃料の減圧沸騰噴霧による燃焼・排出ガス性能への影響を調査した。CO2・n-トリデカン混合燃料では減圧沸騰によるsmokeとNOxの同時低減が確認され、n-ペンタン・n-トリデカン混合燃料およびLPG・n-トリデカン混合燃料においても、初期燃料温度の上昇により減圧沸騰が生じる条件で、排出ガス性能が大きく向上することがわかった。
23
共著
バイオディーゼル燃料対応エンジンの開発(第2報)バイオディーゼル燃料適用時における排出ガス特性の改善
川野大輔,石井 素,後藤雄一,野田 明,青柳友三
自動車技術会論文集

38/ 6, 181-186
2007/11



前報では、既存のディーゼル機関にBDFを適用した際、軽油使用時と比べて排出ガス特性が悪化する傾向を示した。そこで本報では、BDF適用時における排出ガス特性の改善を目的とし、機関の改良を行った。その結果、高EGR化によりPMとNOxのトレードオフが回避され、排出ガス性能が大幅に向上した。
24
共著
Emissions Suppression Mechanism of Premixed Diesel Combustion with Variable Valve Timing
Yutaka Murata, Jin Kusaka, Matsuo Odaka, Yasuhiro Daisho, Daisuke Kawano, Hisakazu Suzuki, Hajime Ishii and Yuichi Goto
International Journal of Engine Research

8/ 5, 415-428
2007/10



吸気遅閉じによる有効圧縮比の制御は着火時期制御に極めて有効であり、これにEGR、過給、高圧燃料噴射を組み合わせることにより、NOxとsmokeを同時低減できることを実験的に示した。さらに、この低減メカニズムを詳細な燃焼素反応計算を組み込んだ3D-CFDによって解析し、燃焼温度の低下と局所リッチ領域の減少によるものであることがわかった。
25
共著
低圧縮比高膨張比によるディーゼル燃焼の排出ガス低減効果
村田 豊,草鹿 仁,大聖泰弘,川野大輔,鈴木央一,石井 素,後藤雄一
日本機械学会論文集B編

73/ 731, 18-23
2007/07



EGR下で局所リッチ領域を低減する方策として、可変バルブタイミング機構を用いた低圧縮比高膨張比サイクルによる予混合ディーゼル燃焼の制御手法を提案した。これにより、NOx、煤(soot)、燃焼騒音の大幅な同時低減が可能であり、かつ排気温度が通常燃焼と比べて上昇するため、後処理装置の浄化率向上にも寄与することを確認した。
26
共著
可変バルブ機構による高負荷ディーゼル燃焼のエミッション低減に関する研究
村田 豊,吉見泰広,草鹿 仁,小高松男,大聖泰弘,川野大輔,鈴木央一,石井 素,後藤雄一
自動車技術会論文集

38/ 1, 157-162
2007/01



可変バルブ機構を備えたディーゼル機関を用い、高負荷において排出ガスを低減するための燃焼制御の方向性について実験的に検討した。EGRによりNOxの生成を抑制した上で、吸気バルブの遅閉じを用いた噴射時期遅角側での低温予混合ディーゼル燃焼を行うことにより、NOxとsmokeの同時低減が可能となることを示した。
27
共著
Effect of Biodiesel Fuel on Exhaust Emissions of Modern Diesel Engine

Review of Automotive Engineering

27/ 4, 547-552
2006/10




28
共著
Numerical Study on Flash-Boiling Spray of Multicomponent Fuel
Daisuke Kawano, Hajime Ishii, Hisakazu Suzuki, Yuichi Goto, Matsuo Odaka and Jiro Senda
Heat Transfer Asian Research

35/ 5, 369-385
2006/07



ノズルおよび液滴内における気泡核生成、成長、崩壊を考慮した低沸点・高沸点混合燃料の減圧沸騰噴霧モデルを構築し、本モデルによる数値計算結果と定容容器による実験結果を比較した。その結果、減圧沸騰により効果的に燃料液滴の微粒化と蒸気化が促進されることが計算と実験双方で確認され、燃焼室内での減圧沸騰により急速な希薄予混合気の形成が可能であることを示した。
29
共著
Potential of Emissions Reduction by Premixed Diesel Combustion with Variable Valve Timing
Yutaka Murata, Jin Kusaka, Matsuo Odaka, Yasuhiro Daisho, Daisuke Kawano, Hisakazu Suzuki, Hajime Ishii and Yuichi Goto
Review of Automotive Engineering

27/ 3, 379-386
2006/07



可変バルブタイミングによる吸気バルブ(VVT)の遅閉じは、圧縮端の雰囲気温度を制御することができ、軽油の予混合化を促進した上での着火時期の制御が可能となることがわかった。この技術をEGR、過給と組み合わせることは、中高負荷運転域におけるNOxと黒煙の同時低減を実現するひとつの指針となりうることを示した。
30
共著
バイオディーゼル燃料対応エンジンの研究開発(第1報)バイオディーゼル燃料が最新型のディーゼルエンジンの排出ガス特性に与える影響
川野大輔,石井 素,後藤雄一,野田 明,青柳友三
自動車技術会論文集

37/ 4, 167-172
2006/07



BDFを既存のディーゼル機関に適用し、燃焼・排出ガス特性の解析を行い、軽油と比較した。定常試験とJE05モード試験双方で、BDFの方が軽油と比べてNOx、PM排出量が増加し、これらを改善するためには高EGR化やリッチスパイクの最適化が必要であることがわかった。
31
共著
可変バルブタイミングによる予混合ディーゼル燃焼の中速中負荷域への適用
村田 豊,川野大輔,草鹿 仁,大聖泰弘,鈴木央一,石井 素,後藤雄一,小高松男
自動車技術会論文集

36/ 6, 73-78
2005/11



EGRによりNOxの生成を抑制したうえで、高圧噴射、過給および有効圧縮比の可変制御により燃料の予混合化を促進した。その結果、これまで極めて困難であった中速中負荷運転領域における市販軽油の使用を前提とした予混合ディーゼル燃焼を実現することができ、NOxと黒煙の大幅な同時低減を可能にした。
32
共著
多成分燃料の減圧沸騰噴霧に関する数値解析
川野大輔,石井 素,鈴木央一,後藤雄一,小高松男,千田二郎
日本機械学会論文集B編

71/ 710, 161-167
2005/10



気泡核生成、成長、崩壊を考慮した低沸点・高沸点混合燃料の減圧沸騰噴霧モデルを構築し、KIVA3Vに組み込むことによりその数値解析を行った。その結果、噴霧先端到達距離の計算結果は、定量的に実験値とよく一致した。さらに、減圧沸騰効果により液滴径が大幅に減少し、混合燃料中のどちらの成分も良好な蒸発特性を示した。
33
共著
Comparative Measurement of Nano-Particulates in Diesel Engine Exhaust Gas by Laser-Induced Incandescence (LII) and Scanning Mobility Particle Sizer (SMPS)

SAE Transactions, Vol.113, Journal of Fuels & Lubricants Section 4
Daisuke Kawano, Terunao Kawai, Hiroyoshi Naito、 Yuichi Goto, Matsuo Odaka and William D. Bachalo
113, 1339-1346
2005/07



ディーゼル燃焼におけるEGRの有無およびHCCI燃焼によるPM排出特性の変化を、重量サンプリング法、走査式モビリティーパーティクルサイザー(SMPS)、レーザ誘起赤熱(LII)法を用いて解析した。HCCI燃焼では凝縮核モード・凝集モード双方の粒子数が明らかに減少し、またEGRの有無では、SOFの影響等により3つの測定方法で体積分率の傾向が入れ替わる現象が見られた。
34
共著
燃料設計によるディーゼル機関の高効率化,低公害化に関する研究 混合燃料を用いた予混合圧縮着火機関の燃焼・排気特性
川野大輔,鈴木央一,石井 素,堀 重雄,後藤雄一,小高松男
交通安全環境研究所報告

6, 37-44
2005/01



軽油に高オクタン価成分を混合することにより均一予混合圧縮着火(HCCI)燃焼を実現する手法を提案し、単気筒ディーゼル機関による実験により超低NOxが実現できることを確認した。しかし、THC、CO、可溶性有機成分(SOF)排出量が増加するケースが見られ、混合燃料噴霧モデルを用いた数値解析結果から、液相ペネトレーションを減少させる必要があることがわかった。
35
共著
Fuel Design Concept for Low Emission in Engine Systems 4th Report : Effect of Spray Characteristics of Mixed Fuel on Exhaust Concentrations in Diesel Engine
Daisuke Kawano, Jiro Senda, Yoshimitsu Wada and Hajime Fujimoto
SAE Transactions, Vol.112, Journal of Engines Section 3

112, 1283-1292
2004/09



燃料温度上昇により得られる低沸点・高沸点混合燃料の減圧沸騰噴霧を定容容器で観察するとともに、混合燃料を単気筒ディーゼル機関にも適用し、初期燃料温度や混合割合の変化による熱発生および排出ガス特性への影響を調査した。その結果、減圧沸騰による微粒化・蒸発過程の改善により、smoke排出量を大きく低減できることが示された。
36
共著
多成分燃料噴霧における蒸発過程のモデリング
川野大輔,千田二郎,和田好充,藤本 元,石井 素,鈴木央一,後藤雄一,小高松男
日本機械学会論文集B編

70/ 696, 311-317
2004/08



多成分燃料の物性値や気液平衡を考慮した多成分燃料噴霧モデルを新たに構築し、数値シミュレーションコードKIVA3Vに組み込んだ。本モデルを用いて、多成分燃料の噴霧特性に対する燃料組成の影響を解析した結果、低沸点成分を混合すると、高沸点成分の蒸発が促進されるが、さらに低沸点成分の混合割合が増加すると、逆に高沸点成分の蒸発が抑制されることがわかった。
37
共著
低エミッション・燃焼制御のための燃料設計コンセプト(第4報)混合燃料の燃焼・排気特性
川野大輔,和田好充,島田敦史,千田二郎,藤本 元,後藤雄一,小高松男,石井 素,鈴木央一
自動車技術会論文集

35/ 1, 63-68
2004/01



低沸点・高沸点混合燃料を実機関に適用した場合の機関性能・排気特性を調べた。その結果、低沸点成分の混合により未燃炭化水素(HC)排出量は増加するものの、エネルギー消費率には影響がなく、混合燃料を用いることによる黒煙(smoke)・NOx同時低減の可能性を見出した。
38
共著
低エミッション・燃焼制御のための燃料設計コンセプト(第3報)減圧沸騰が混合燃料の噴霧特性に与える影響
川野大輔,島田敦史,畔地直樹,千田二郎,藤本 元
自動車技術会論文集

34/ 4, 107-112
2003/10



減圧沸騰噴霧の発達過程を調べるため、混合燃料の飽和蒸気圧力に関わるパラメータを設定し減圧沸騰噴霧を実現した。この実験的解析から、初期燃料温度の上昇および雰囲気温度の低下によって減圧沸騰が生じ、微粒化・蒸気化が促進されるため、噴霧先端到達距離が短く半径方向に広く分散する噴霧が得られることを確認した。
39
共著
低エミッション・燃焼制御のための燃料設計コンセプト(第2報)混合燃料の噴霧特性に対する燃料組成の影響
川野大輔,川上和也,島田敦史,千田二郎,藤本 元
自動車技術会論文集

34/ 2, 27-32
2003/04



n-ペンタン・n-トリデカン混合燃料を用いて、レーザ誘起蛍光(LIF)法およびMie散乱光撮影による噴霧の2次元蒸気濃度分布を測定した。その結果、低沸点成分が噴霧上流部で蒸発するため、高沸点成分が噴霧下流部に多く存在し、その液相長さは混合燃料の90%留出温度(T90)で整理できることがわかった。
40
共著
低エミッション・燃焼制御のための燃料設計コンセプト
千田二郎,川野大輔,堀田 勇,川上和也,藤本 元
自動車技術会論文集

31/ 2, 11-16
2000/04



本研究では、低沸点・高沸点混合燃料を用いて低エミッション・燃焼制御を実現する燃料設計コンセプトを提案する。混合燃料の相互溶解実験によりパラフィン系炭化水素同士は容易に混合することを確認した。さらに、混合燃料を用いた蒸発および燃焼実験を行い、低沸点・高沸点混合燃料の噴霧燃焼特性を把握した。